保証人になるということ

友人や知人から借金の保証人になってくれと頼まれることがよくあります。そのとき、必ずといっていいほど依頼者の口から出るのは「絶対に迷惑はかけないから」という決まり文句です。
そのときの知人の表情は必死です。友人がいくら信頼できる好人物であっても、借金の保証人を頼める人というのは、そうはいません。借金の額が高額であればあるほどそうです。弱気なところを見せてしまっては相手も不安になると思い「このくらいの借金は本当はどうということはないのだが…」と精いっぱい虚勢を張りながら、すがるような目で相手をみつめます。

こんなとき、「借金もその保証人も自分の趣味でないから」と、きっぱりと友人の申し出を跳ね除けられる人が何人いるでしょうか。
多くの人は、本人も絶対に迷惑をかけないといっているし、本人の性格からも相手に迷惑をかけるよう人物ではないのだから、または、友達を信じることができない人間と思われたくないという気持ちが芽生え、ここは相手のいうことを聞いてやろうと、実印を持ち出します。

保証人を頼まれるのは、多くの場合、家族や友人がお金を借りたり、契約型クレジットショッピングを利用しようとするときです。
では、保証人になるということはどういうことでしょうか。

お金を借りたり分割払いをする本人(主債務者)が返済または支払いができなくなったら、その人に代わって借りたお金を返済するという責任を負います。それが保証人の立場です。